CONCEPT

コンセプト

日常の延長にある、特別。

「花の古民家」は、香川県さぬき市小田に佇む、築100年を超える本物の古民家を、
大切に受け継ぎ、再生(リノベーション)することで
生まれたフォトスタジオです。

私たちが残したいのは、
ポーズを決めた完璧な写真ではありません。
ご家族が日々の暮らしの中で目にしている、
お子さまの自然な笑顔や、ふとした仕草。
その「ありのまま」を、日常の延長線上で、
丁寧に写し取ること。

100年の歳月を生き抜いてきた柱や梁、
その場に満ちる静かな空気は、
飾らないご家族の距離感を、
そっと引き出してくれます。

不完全であることを慈しみ、
時を重ねるほどに愛おしくなる一枚を。

この場所で、あなたの家族の「今」を、
未来への宝物として紡いでください。

古民家フォトスタジオの板間とドライフラワー|花の古民家の内観ドライフラワーで彩られた古民家の通路|花の古民家

FEATURE

スタジオの特徴

自然光が差し込む和室のStudio A|花の古民家の撮影スタジオ

築100年の古民家と、
こだわりの自然光。

欄間、障りガラス、床の間―。
ここにあるのは、かつての暮らしの息遣いです。


私たちは空間を再生するにあたり、“残せるものはできる限り残す”ことを大切にしました。
それは、古き良きものこそが「文化」であり、写真における本物の背景になると信じているからです。


南向きの大きな窓。
低い位置から差し込む光。
縁側と庭がゆるやかにつながる設え。


時間と自然が育んだ「生きた空間」は、そこに立つだけで写真を一枚の絵画に変えてくれます。


撮影スタジオは二つ。
メインとなる「Studio A」は、自然光を最大限に活かすため、壁一面に漆喰を施しました。


漆喰は、天然のレフ板。
窓から入る自然光をやさしく反射し、肌や衣装を、目に映る「そのまま」の色で美しく映し出します。


もう一つの「Studio B」は、光と影を設計する、人工光のスタジオ。


人工光だからこそ描ける計算された陰影と、白壁がつくる静かな余白。


ボタニカルデザイナーの手による植物の造形が、白い壁に影を落とし、写真に奥行きと物語を与えます。


自然光とは異なる、凛とした空気。
衣装の重厚感や輪郭の美しさを、よりドラマチックに切り取ります。

振袖姿の二人の女性|花の古民家の和装撮影

一着の着物に、一生分の愛を。

花の古民家の衣装は、流行を追った既製品ではありません。


衣装のほとんどが、一点一点、自らの目で色味や素材を確かめ、和裁師歴40年の職人が、一つひとつ丁寧に仕立てた「本物」です。


私たちが”受け継がれたもの”や”正絹”にこだわる理由。
それは、かつての職人が手掛けた生地には、現代では再現が難しいほどの高い質と、時を経ても色褪せない風格が宿っているからです。


——当たり前ではないことを、当たり前に。
お子様の晴れ姿が最も美しく見えるよう、撮影前には和裁師がお子様の身長に合わせて一着ずつ丁寧にサイズ調整(肩上げ・腰上げ)を行っています。


本来、専門技術と時間を要するこの工程をプランに含めるのは、
大切な節目を最高の形で残したいという、私たちの愛情とプライドです。


袖の長さ、肩の落ち方、柄の出方——。
数センチの微調整に宿る「見えない愛情」が、お子様にとって世界で一番似合う一着を完成させます。
オーダーメイドではなくても、できる限りを尽くす。


すべては、その子がいちばん輝く「最高の一着」のために。

ドライフラワーを用いた
空間装飾。

花の古民家の空間を彩る装飾には、主にドライフラワーを使用しています。
装飾を手掛けるのは、香川県出身のbotanical artist、谷井 聖さんです。
加工ではなく、色ムラや不揃いな形、時間を重ねたからこそ生まれる「枯れ」の表情。


完璧ではないその姿が、空間に深みを与え、
写真に物語を宿してくれます。

一方で、一部に「造花」も取り入れています。
理由はただ一つ、"安全であること"。
好奇心旺盛なお子様が触れても、手やお顔を傷つけないように。
美しさと安心のバランスを丁寧に見極めながら、スタッフ全員で話し合い、年に数回、空間を整えています。


整いきった空間には、余白がある。
だから、あなたらしさが際立つ。


飾りすぎず、削りすぎず。
すでに「在るもの」を大切にすることで、色褪せない思い出を、ここから紡いでいきます。